<ベンチャーの方向け>採用をする上で「業界成長スピード」に盲目になってはならない


「まだ会社の人数が少ないので、ボードメンバーはスキルの高い方を採用したいんです」


これはベンチャー企業様からよくいただくご意見です。


これは当たり前の心理であり、人数が少ないが故にマネージメントをする余裕もなく、大手企業とは異なりキャッシュ的にも余裕がそこまでないわけですから、即戦力の方を採用したい気持ちもすごく理解できます。


ただ、


「その市場の成長スピード、タイミング」


を見誤ってはいけません。
トレンドが日々移り変わる昨今の市場において、今取り組んでいるビジネスが数年後にトレンドではなくなってしまうことは大いに考えられます。


僕も数多くのベンチャー企業の採用活動に並走させていただきましたが、採用活動に慎重になりすぎが故に、結果的に年間数名しか採用することができず、且つ退職者が数名出てしまい、プラスマイナスゼロになってしまったと言う企業様もいらっしゃいます。


採用活動における価値観は企業様それぞれですので、そこに対して強い意見があると言うわけではありません。

1つ言える事は、前述した通り御社が採用活動において足踏みしている間に、市場のトレンドは日々移り変わっていますし、競合も猛烈に頑張っています。


数年経てば今行ってるビジネスが廃れる可能性も大いにあるでしょう。市場が伸びているタイミングに適切な人数の採用しなければ、会社としてはスケールはしないのです。
もちろん採用活動勢いよく進めていくと、一定数退職者が出てしまうこともあるでしょう。ただ結果的に会社がスケールする方が良いのではないかなと。

以前ブログにおいて僕も記載したことがありましたが、僕が10年間人材業界で働いていて、担当をさせていただいたクライアント様で、最も成長した会社はあるゲーム企業様でした。
その企業様は未経験の方を含め、ものすごい勢いで採用を進めていました。採用活動に勢いがありすぎるが故に、競合他社様からは少しネガティブな意見ももらっていました。そして一定数退職者も出ていました。


その際にその企業様の社長様にある質問をさせていただきました。


「なぜそこまでハードルを下げて、採用活動を猛烈に進めるのですか?」


その質問の回答としては、


「世の中の企業は、"自社にマッチをしている"、"即戦力である"、というポイントばかり見て採用活動している。もちろんそれは大事だけど、今こんなにも市場が成長している。ここが勝負だと思っている。あと2年経過すればすぐに市場から置いてかれてしまうことになるでしょう。だからこそ今猛烈に採用活動して市場の成長スピードと会社の成長スピードを揃えたいのです。」


これは、僕がまだ20代の時にある社長様から聞いた言葉なのですが、ものすごく本質論だなと思いました。現にその企業様は日本のゲーム会社の中でもトップクラスの成果を出していますし、世界においても活躍してる会社です。



誤解がないように申し上げますが、自社にミスマッチの方を採用しましょう、と言うわけではありません。
今、御社が置かれている市場の状況、トレンド、成長性などをもう一度見極めてください。業界が成熟期なのであれば、採用活動をドライブしないとすぐに業界の成長が止まり、結果的に御社の成長も止まります。


また業界がまだできたばかりの時期であれば、一気に攻め込みたい時期です。ここで足踏みしてしまうと難しいと思うので、既存の老境に合業界の成長が止まります。


このあたり、意識してみてはいかがでしょうか。

ポテンシャライトは現地の企業の採用支援をしております。お気軽にご相談下さいませ。

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Yamane Kazuki

新卒で入社した大手人材系企業にてマネージャーとして人材紹介事業に携わり、その後、IT/インターネット/ゲーム業界に特化した人材紹介会社立ち上げに参画。同社在籍時にはリクナビネクスト主催のキャリアカウンセラーランキング1位(3000名中)を獲得。2017年4月、株式会社ポテンシャライトを創業し、人材紹介事業と採用コンサルティング事業を推進している。