(公開)スカウトメールの「1to1」事例のご紹介します


「1to1」という言葉を聞いた事はありますでしょうか?


「1to1」とはスカウトメールをお送りする際に、その求職者様にカスタマイズをした文章を作成し、お送りすることです。


皆さんご存知の通り、有効求人倍率も上がり、採用活動が激化している中でスカウトメールの配信は必須になりつつあります。その際に、あらかじめ決まっているテンプレートを使っているだけだと求職者様も

「お、この企業様自分のことをよく見てくれている」

と感じていただける事はほぼないかと思います。故にスカウト返信率は下がり、且つその企業への印象も悪くなることも考えられます。


当社ポテンシャライトは主にベンチャー企業様の採用支援をしておりますが、スカウトメールを企業様の代わりに代行することももちろんあります。


また、ここ最近「採用代行」と称した企業、並びにフリーランスの方が増えており、スカウトメール代行することが多くなっています。「1to1」でスカウトメールを配信する、と言いながら幼稚な「1to1」の文章を作成している採用代行企業も見受けられます。さすがにその内容はまずいのではないかなと思うこともあります。


例えば、

 (1)貴方の「Ruby」のご経験を拝見しご連絡いたしました。

ここの「Ruby」と言う部分を1to1の記載。

(2)●●株式会社での営業経験を拝見しご連絡いたしました。

ここの「●●株式会社での営業経験」と言う部分が1to1の記載。


これは1to1のレベルとしては非常に低く、むしろ誰でもできるような内容です。人事の方が時間がない中でスカウトメールを配信する際は仕方ないかと思うのですが、時間がある中でこのクオリティだとちょっと残念ですよね。


では、どのようなレベル感で「1to1」の内容を配信できれば良いか、事例をいくつか記載してみますのでご覧ください。


Railsでのご経験が目に留まりご経歴を拝見させて頂きました!営業や総務を経てのエンジニアへのキャリアチェンジのご経歴、興味深く拝見しました。未経験でエンジニアになられてから、インフラの運用サポート業務の習得、それからWEBエンジニアへの転換と、大変だったのではないでしょうか。勉強熱心な方だなと想像致しました。一方で、(エンジニアの前に他のお仕事をされていたため)ご年齢に対して若干短いと感じました。ただ、逆に同年齢の方に対してスキルアップへの貪欲さがお有りなのではないでしょうか?アーリーベンチャーでは任される範囲が広いためエンジニアとしての成長にはオススメしたいです。また、今後のご希望にて、「Railsの知識をもっと深掘りしていく」ことや、チームの環境づくりへの希望など拝見しました。弊社ではバックエンドはRuby(Rails5)、アプリ側はReactを使っており、Railsについてはこれまでのご経験を活かしながら突き詰めてスキルアップいただくことができると思いますし、アプリ側の経験を積んでいくことでキャリアアップいただけるのではないかと思います!


上記はRailsエンジニアについてのスカウトメールですね。1to1については基本的には「経験」に触れることと「希望」については当社は叶えられる、という二部構成がベストかと思います。そこを1to1で触れるイメージですね。


もう一つ見てみましょう。


React、Railsでのご経験が目に留まりご経歴を拝見させて頂きました!フロントエンドからバックエンドまで幅広く担当していらっしゃり、ピープルマネジメントのご経験もお持ちで素晴らしいですね!
エンジニアが開発しやすい体制構築への思いや、マネジメントとしての1on1などを通したコンディションのケアのご経験を拝見し、気配りをされるお優しい方なのだなと想像しました。
「会社や場所に縛られずに働けるスキルや経験を培っていきたい」、0→1やデザインにチャレンジしたいという希望を拝見しました。弊社ではバックエンドはRuby(Rails5)、アプリ側はReactを使っており、これまでのご経験を活かしながらも、サービスの立ち上がり段階だからこそのサービス企画上流やデザインなどもご興味や希望によって裁量をもってチャレンジいただける環境があります。
また、(ご相談によりますが)働き方のご希望があれば希望によりリモート・雇用形態がご相談可能です。


こちらの方はReact.jsとRailsの経験者ですね。こちらの方にも経験と希望についての記載をしています。


採用支援先の企業様から、「1to1と言うのはどれぐらいの文量、質になるのでしょうか?」とご質問いただくことが多くあるのですが、上記くらいのレベル感にしております。

少し話はズレますが、特にエンジニアスカウトについては知見がある人事の方、採用代行の方が少ないようで、その点においては僕らは強みかと思います。


多種多様の職種がある中で、エンジニアスカウトが最も知識と勘が必要です。営業職や管理部門系のポジションはある程度みなさん知見があることが多いのですが、エンジニアはある程度の期間勉強しないとわからないでしょうし、また勉強し続けないとその時々のトレンドからすぐに置いてかれてしまうので、キャッチアップがものすごく大変なのです。


また、エンジニアの方にキャリア相談を受けることや採用インタビューを取らせていただくことが、ポテンシャライトとしては多くあるので、その点も身になっているのではないかと思っています。


また、さらに細かいスカウトについてのノウハウは下記しておりますので、ご参考までに。


当社にご興味をお持ちいただいた方はこちらよりお問い合わせください。