昨日、「ライティングが苦手な採用担当者向け!採用広報のための記事執筆の基本セミナー」というセミナーのご案内告知をさせていただきました。
セミナー告知の説明文にも記載しましたが、今後採用活動に携わっていく際に、「文字を書く」能力は必須になってくると思っています。
採用担当は、エージェントとのコミニケーションを取れる、面談/面接がうまくできるなどの能力にスポットが当たりがちですが、それと同等、いやそれ以上に必要になってくる能力が「文字を書く」能力だと感じています。なぜかと言うと時代背景とコミュニケーション手段が変わってきていることが挙げられます。
その理由を詳しく記載します。
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(1)採用広報必須の時代に差し掛かっていること
昨今の採用市場において、採用広報が当たり前のように必要になって参りました。特にリファラル採用を推進する事を前提に考えると、自社の情報が集まっている箱(メディア、サイトなど)があった方が圧倒的に進めやすいのです。
またネット社会が急速に広がって入ることにより、求職者様が容易に情報をキャッチアップできる時代に差し掛かっています。そうなると、採用広報を積極的に行い魅力的に自社を表現する必要があります。採用広報に置いて重要なのは「記事内容」と「写真」です。写真撮影のスキルは別として「記事を書く」つまり「文字をうまく書ける」能力はライターさんに依頼をするのではなく、採用に携わる方が持っていたほうが圧倒的に良いのです。
ちなみにポテンシャライトが携わっている企業様の人事の方が採用広報の記事まで取り組めているのは、10社に1社もないくらいの割合です。ただ、極少数の企業様は採用活動はうまくいっており、アウトプットスピードがとにかく早い印象があります。
(2)チャット文化が進んでいること
Web業界中心にチャット文化は進んでいますよね。Slackを中心にチャットワークなどを導入している企業は多いかと思います。
採用担当も面接結果をチャットで確認したり、最終面接前に求職者の情報をチャットで社長に共有したりします。今までは口頭や内線で伝えることも多かったかもしれません。チャットはメールよりコミュニケーションがライトであることを考慮しても、「わかりやすく」「端的に」伝えなくてはなりません。
ポテンシャライトでも、「文章はパッと見て2秒で概要を判断できないとNG」と社内メンバーに伝えています。文章を読む時に、その文章の意味を10秒以上読んでも意図が伝わらなければ全然ダメなのです。
この(2)については必ずしも採用担当だけに必要なわけではありませんが、チャット文化が進んでいる=「文字を書く能力」はあるに越したことがないのです。
先日こんなブログも書きましたが、文字を書く能力+文章に愛嬌があればすごく良いですよね。
(3)今後は「会社」ではなく「個」のアウトプットの時代がくること(予測)
先日書いたブログを下記します。
こちら記事内の(2)に記載しましたが、「会社(チーム)」で採用広報を強化するのはもちろんのこと「個」の発信がキーポイントになると思っています。
人事界隈でTwitterが流行っていますが、すごく良い動きだと思います。人事が「媒体」になることによって人事個人が発信元として役割を担う。すごく良い流れです。
ただ、 Twitterでもブログでも「文字を書く」能力は必須中の必須です。対面のコミュニケーションがどんどん減ることで「文字で伝える」能力を磨かないとならないのです。
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この温度感、伝わりましたでしょうか?
ポテンシャライト代表の山根は現在33歳ですが、約10年間ほどエージェントで仕事をしていました。他の仕事よりは文字を書くことが多かったです(求人票執筆や採用企業とのメールコミュニケーションなど)。そのため文字を書く能力は少々自信もありました。
ただ、それは自己流であり文字を書くルールなどは全くわからないですし、専門スキルを持っている方に教えていただいた後に価値観が変わりました。正直、人材業界や人事向けの新人研修に「文字を書く研修」を入れた方が良いと思っているくらいです。
話は逸れましたが、今回のセミナーは山根のネオキャリア時代の同期である田島が担当します。田島はエスエムエスで社内広報を担当しており、自身でライティングの研修に通い文字を書く能力を得ています。
ライターとしてのプロフェッショナルなわけではないですが、今回対象としている「ライティングが苦手な採用に携わっている方」にとっては刺激的な内容になるかと思います。
ご興味があれば是非お越しください。
また、ポテンシャライトのお問い合わせはこちらから
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