採用計画の立て方とは?運用を成功につなげるポイントまで解説

優秀な人材の「採用」は、企業の事業成功の鍵を握る大きな要素の1つです。

事業戦略や現場の実状とかけ離れた採用活動をしてしまっては、せっかく採用した人材が社内で活躍する機会を得られなくなってしまう可能性もあります。1年の区切りで採用計画を立て、事業計画と一貫性のある採用を行いましょう。

「採用計画を立てるのに、何から始めていいかわからない」

「採用計画を立てるときの注意点を知りたい」

こんな悩める採用担当者のみなさんに、採用計画を立てるためのステップやポイントをご紹介します!ぜひ参考にご覧ください。

採用計画とは?

採用計画とは、企業の事業を成功に導くために必要な人材の数・要件・時期などを、年間単位で計画することです。

この1年間、どの事業をどれくらい伸ばす計画なのか?そのためにはどんなスキル・要件の人材を、何人、どのタイミングで採用する必要があるのか?こうしたことを、実際の採用活動をスタートする前に計画しておくことは、非常に重要です。また、計画通りの採用を実現するために、実際の採用手法やツールを検討することも必要になります。

採用計画を導入するメリット

優秀な人材の獲得競争が激化しているからこそ、計画的に採用を進めるメリットは多くなっています。ここでは具体的なメリットを3点ご紹介します。


事業運営と直結する、より本質的な採用を

人材の採用は、あくまでも事業の成功のために行うものです。事業計画や事業運営の現場の状況を把握し、それに合わせた計画を立てることで、事業と採用の連携がスムーズになります。逆に採用計画を十分に練らずに採用を進めてしまうと、現場から「求めている人材と違う」「なぜこのタイミングで人を新しく採用したのか?」という不満の声が上がってしまうことがあります。

採用活動の長期化に対応しやすい

人材の獲得競争が年々激化している今、優秀な人材を採用するのは簡単なことではありません。リファラルや各種媒体を通じて、転職意欲が顕在化していない人材と接点を持ち、長期間に渡って口説くことも必要になります。

あらかじめ1年間の採用計画を立てておけば、数ヶ月〜半年といった長期的なスパンでの施策も動きやすくなります。

リソースの最適化

採用の難易度が上がっていることから、採用活動に必要となるリソースも増え続けています。特に中小企業の場合は、採用を担当する社員の工数や、かけられる予算に限りがあるケースが多いです。事前に計画を立てることによって、消費するリソースを最小限に抑え、生産性の高い採用活動を行うことができます。


採用計画を立てるまでのステップ

それでは、具体的な採用計画の立て方を、4つのステップに分けて見ていきましょう。


1. 自社の事業計画・事業戦略を把握する

まずは、採用の目的を明確化するために、自社の事業計画を把握します。経営層、各事業の責任者、経営企画担当などから情報を収集し、来期は各事業がどれくらいの成長を見込んでいるのか?を正確に把握しましょう。

また、事業成功のために各事業がどんな戦略で動こうとしているか?も必要な情報です。戦略の内容次第では、採用する人物に求められる要件やスキルが変わってくることがあるからです。

2. 採用する人数、要件、時期を決定する

事業計画・事業戦略を実現するために、必要な人員を採用する計画を、具体的に立てていきます。どの事業に、どんな人物を、何人ずつ、いつ採用するのか?を明確化します。

なお、採用人数を決定する場合には、各事業部で必要となる人数を足し合わせるだけではなく、会社が出せる総額人件費の採算との調整も行うように注意しましょう。

3. 採用活動スケジュールの策定

応募→選考→内定→入社まで、自社の選考フローではどれくらいの期間がかかるのか?実績から割り出し、それを踏まえたスケジュールを立てます。

例えば、4月1日に入社してもらう社員を1名採用する場合、2月までには内定を出している必要があります。最終選考は1月〜2月中旬までに、1次面接はそのさらに前……と逆算すると、いつまでに募集を集めておかなければならないか、採用活動のスタート時期が定まってきます。

4. 採用手法の決定

スケジュール通りの採用を実現していくために、どの媒体を使ってどんな手法で採用を進めるか?も計画しましょう。特に採用の難易度が高いポジションの場合は、長期的なスパンを見据えつつ、媒体や手法の選定も工夫をこらす必要があります。既知の求人サービスだけでなく、新しい各社のサービスやSNS運用など、様々な手法を選択肢に含めて検討するのがよいでしょう。

採用計画を成功につなげるポイント

計画は、実行されなければ意味がありません。立てられた計画を成功に導くためのポイントをあわせてご紹介します。


現場と密に連携し、評価・修正のサイクルを

計画は立てて終わりではなく、実行のフェーズにおけるオペレーションが非常に重要です。事業状況の変化や、採用活動の進捗度合いに応じて、立てた計画を定期的に振り返り、修正を加えることも必要になります。計画の進行中にも、事業の現場で働くメンバーたちと密にコミュニケーションをとり、状況の変化に早く気づけるようにしましょう。また、週や月などの期間でタイミングを決めておき、計画の振り返り・修正を習慣化するのがおすすめです。

情報収集はプロから行う

採用計画の精度を上げるため、採用マーケットの情報収集もポイントになってきます。自社が採用しようとしている職種の候補者は、今市場にどれくらいいるのか?人材サービス会社の担当者さんと接点を持ち、鮮度のいい情報を収集するとよいでしょう。


採用計画に基づく採用活動を行い、人材採用を成功に導きましょう!

今回は、採用計画の具体的な進め方をご紹介しました。中長期を見据えた計画に基づく採用活動によって、採用を成功させましょう!

とはいえ、これまでに経験がない担当者の方は、何から手を付ければいいのかわからないのではないでしょうか。採用コンサルを利用し、採用計画の立案・実行に関するアドバイスをもらいながら進めることで、採用を成功させることが可能です。

当社ポテンシャライトでは、採用のプロとしてベンチャー企業様累計110社以上を対象に、以下のような採用代行業務に携わってきました。

・採用計画立案・実行のアドバイス

・採用ノウハウの提供

・求人広告設計、運用支援

・エージェント開発・運用支援

採用に関してお困りのことがあれば、些細なことでもお気軽にご相談ください。

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田島 翔子

ライティング等のクリエイティブや企業内イベント企画運営など、社内広報としての豊富な経験を持つ。2019年3月にポテンシャライトにジョインし、約30社のベンチャー企業の社外人事として採用の支援を行う。メルカリやLINEのような、時代をリードする企業が日本からもっと誕生するような未来を目指すため、採用という側面からベンチャー企業のサポートに携わる。