リファラル採用のデメリットは何?トラブルを回避する対策も解説

近年、採用のトレンドとして、「リファラル採用」が注目されつつあります。


リファラル採用は従来の採用媒体を使ったり、採用広告にお金をかける手法とは違って、低コストで運用ができ、メリットがたくさんあります。その一方で、デメリットも存在します。


今回の記事では、リファラル採用のデメリットは何があるのか、トラブルを回避するためにはどうすればいいのか、採用のプロであるポテンシャライトが詳しく解説していきます!


リファラル採用にはどのようなデメリット・トラブルがあるの?

早速、リファラル採用にはどのようなデメリット・トラブルがあるのか見ていきましょう。


人間関係が悪化する場合も

リファラル採用の一番大きなデメリットは、紹介した知人や友人が不採用になった場合の人間関係の悪化が考えられます。


リファラル採用は、普通の選考フローと比べ選考通過率は高いですが、「紹介された=採用が確約」というわけでは決してありません。


結果として不採用になってしまった場合、紹介された側もした側も、双方が気まずい思いをしてしまうことがあります。


同じような人材が集まりやすい

リファラル採用を行う場合、どうしても紹介した社員と似たような人物が集まりやすいです。


会社として、社員同士の仲がいいことは良いことですが、内輪感が強く、リファラル採用以外から来た社員が馴染みづらくなるような雰囲気ができてしまうこともあります。


新たな風を吹き込みたい場合などは、リファラル採用は向いていないでしょう。


報酬制度に不満が出る場合も

リファラル採用を行う場合、報酬を出すのか、出すとするならば何に対していくら出すのか、など報酬制度を明確に定めておきましょう。


例えば、リファラル採用目的で食事代補助の場合、

「一回の会食につき5000円まで、面接を実施したら支給、月に5人まで」

など、明確に制度を規定をしましょう。


「ご飯に行ったらお金を出す」など、基準が曖昧だと、社内で不満が上がる場合が多いです。

あくまで、採用活動の一環として行っていることを社員が十分に理解する必要があります。


急な採用には向いていない

「欠員を埋めるためにすぐにこのポジションの人を採用したい」など、リファラル採用は急な採用には向いていません。


急な欠員により、すぐ採用したい場合は転職エージェントを利用して募集をかけることが最善でしょう。


計画的な人材採用が難しい

リファラル採用は、継続的に安定して採用することが難しいです。

いくら社員に知り合いの紹介を求めても、そもそも転職希望者がいないこともあります。


そして、通常の採用媒体を利用する場合と比べても、タイミングに大きく左右されるため「3月に求職者が多いから3月に3人採用しよう」などの見込みが立てづらいです。


他の採用手法と並行して採用していくことが良いでしょう。



リファラル採用のトラブルを回避するための対策は?

それでは、リファラル採用でのトラブルを回避するためにはどうすればよいのでしょうか。具体的に見ていきましょう。


リファラル採用について理解を深める

リファラル採用を通じて会社に紹介する側、される側ともに、「リファラル=採用確約ではない」ということを十分に理解しておく必要があります。


書類選考や一次面接など、通常の選考フローと比較しても通過率は高いですが、それでも人事やCxOが合わないと判断した場合は、不採用になることも往々にしてあります。


双方がしっかりと理解した上で、紹介、選考にのぞみましょう。


リファラル採用の制度設計をしっかりとする

リファラル採用は、日本ではまだ比較的新しく、企業の制度設計が甘い場合があります。


社員への制度説明が不十分であったり、「いつ、何に対して、いくら報酬があるのか」など、明確にしておくことで、リファラル採用に対して社員からの不満を防ぐことができるでしょう。


紹介する際のフローを定めておく

いざ、知人や友人を紹介しようとしても、


「どの部署、どのポジションが足りていないのか」
「紹介するためには誰に声をかけるのか」
「選考フローはどうなっているのか」など


不明な点が多いと、紹介に踏み切れない場合もあります。そして、充足しているポジションへの紹介をしてしまうなどのトラブルにつながってしまいます。


紹介しようと思った社員が、どのように動けばいいのか、一連の流れをフローとして定めておくことで、紹介へのハードルが下がり、トラブルも少なくなるでしょう。



リファラル採用にはデメリットを上回るメリットもある

リファラル採用には一定のデメリットが存在しますが、デメリットを上回るメリットもあります。


社内エンゲージメントの向上

社内エンゲージメントとは、一言でいうと社員と企業がどれだけ関係性が良いかということです。


社内エンゲージメントを向上させることで、社員の仕事に対するモチベーションを高く保つことができ、能動的に仕事に取り組むことが増えます。


リファラル採用では、社内理解が必要不可欠です。リファラル採用を取り入れることで、社員がより積極的に社内理解に取り組むようになり社内エンゲージメントが向上します。


コストパフォーマンスが良い

リファラル採用をすると、沢山のコストがかかるとお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。


確かに一定のコストはかかりますが、転職エージェント経由や求人広告費に費やす金額は数十万~数百万であることと比較すると、圧倒的に低コストです。


報酬なしでリファラル採用を行うとなると、やはり限界があります。報酬を設計してでも、リファラル採用に関わってくれる社員を増加させることはコストパフォーマンスの観点から見ても非常に有意義です。


転職潜在層に会える

今までは転職を考えていなかった方でも、知人からの声かけによって転職を考えるなんてこともあります。


また、優秀な人材は現在のポジションや役職に満足している場合が多く、転職エージェントに登録することや求人広告をみることはなかなかありません。


そのような人材に対して、リファラル採用を口実に会社を見に来てもらったり、食事をしながら話を聞いてもらうなど、軽い感じでアプローチできることは、リファラル採用のメリットと言えます。


採用後のミスマッチが少ない

リファラル採用によって採用をする場合、紹介される側は、紹介した社員から内情についてリアルな情報を聞く機会が多いでしょう。


企業理念や文化に共感しそうな人材を積極的に紹介することで、求人媒体経由などと比較して会社にマッチした人材が確保できます。


また、既に知人が社内にいることで職場に馴染みやすいということもリファラル経由で採用することの強みです。



トラブルを回避してリファラル採用を成功に導こう!

いかがでしたでしょうか。リファラル採用にはデメリットもありますが、しっかりと準備をして取り掛かることでたくさんのメリットが享受できることがお分かりいただけたかと思います。


とはいえ、これまでにリファラル採用の経験がない担当者の方は、何から手を付ければいいのかわからないのではないでしょうか。そんなときは採用コンサルを利用することで、リファラル採用の設計から運用を通してサポートしてもらうことが可能です。


そして、当社ポテンシャライトでは、採用のプロとしてベンチャー企業様累計130社以上を対象に、以下のような採用代行業務に携わってきました。


  • 採用ブランディング
  • 採用ノウハウの提供
  • 求人広告設計、運用支援
  • エージェント開発・運用支援


採用に関してお困りのことがあれば、些細なことでもお気軽にご相談ください。
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川口 紘征

1998年生まれ。インターン。
東京在住・早稲田大学在学中。
ライター。累計70本以上の記事を執筆しています。