「採用広報って何をすればいいんだろう?」
「採用広報に取り組むメリットは?」 など
「採用広報」についてお悩みの採用担当者様は多いのではないでしょうか。
今回の記事では採用のプロであるポテンシャライトが、そもそも「採用広報とは何か」から、採用広報に取り組むメリットやステップを取り組み事例と共にご紹介していきます!
「採用広報」活動を上手に行い、採用を成功につなげていきましょう!
採用広報とは?
まず初めに「採用広報とは」何かということから解説していきます。
ズバリ採用広報とは「会社の資産となる発信をし続けること」です。
採用広報は読んで字の如く、採用における広報活動を行うことであり、採用において有益なアウトプットを出すことが使命です。
インターネットやSNSが発展した現代では、こうした「採用広報」が採用において必要不可欠となっています。
採用広報がトレンドワードになってきたのは2018年の後期からで、主な要因としてはWantedlyの普及やSNSを利用した採用が主流になってきたことが挙げられます。結果として多くの企業が積極的に採用広報に取り組むようになってきました。
採用広報に取り組むメリット
次に採用広報に取り組むメリットを見ていきましょう!
自社の求めるターゲットに刺さる
採用広報に取り組むメリットの一つとして、自社の求めるターゲットに刺さるということがあげられます。
採用広報では、報酬や待遇面を押し出すのではなく会社としてのビジョンやミッションに共感を得たり仕事のやりがいを主に発信します。
自社の内情を含めた正しい情報を発信することで、求職者に対して正しい印象を与えることができ、入社後のミスマッチも防げるでしょう。
採用広告費用が抑えられる
採用広報はTwitter・Facebook・YouTubeなどのSNSの他、Wantedly、自社採用ホームページ、ブログなど様々な媒体を活用して行うことができます。
従来の求人サイトでは、掲載量によって料金プランがあるなど十分な情報を伝えるためには、より多くの費用をかける必要がありました。
しかし、採用広報で利用する媒体は基本的に無料で運用できるものが多く、費用を気にすることなく十分に情報発信が可能です。
採用広告費用が大きくお困りの企業様は今一度、採用広報に目を向けてみてはいかがでしょうか。
企業の知名度をあげられる
従来の求人サイトを利用しても、「そもそも求人が見られるない」とお悩みの企業様もいらっしゃったのではないでしょうか。
企業の知名度自体が低い場合だと、良い求人だとしてもみてもらえないなんてことも十分にあり得ます。
採用広報を行い情報を積極的に発信していくことで、企業の知名度をあげられることも採用広報のメリットです。
特にSNSを利用して発信を行う場合などは「バズる」(短期間で爆発的に話題になる)こともあり一気に知名度があがるなんてことも採用広報を行う魅力のひとつです。
採用広報にはどのような手法があるの?
採用広報を行うメリットはご理解いただけたかと思います。
それでは実際に採用広報を行うにはどのような手法があるのか詳しくみていきましょう。
採用メディアや自社ブログにてインタビュー記事作成
採用広報と言えば真っ先にインタビュー記事を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
いくら採用メディアや自社ブログに会社のビジョンやミッションに関して事細かに記載しても「実際の働き方や雰囲気はどうなの?」と気になる方は多いと思います。
もちろん会社のビジョンやミッションも大切ですが、求職者目線に立った場合、実際に働く社員の声の方が共感を得て興味を持たれる方も多いです。
採用広報に何から取りかかればよいか分からないとお悩みの方は、まず社員インタビュー記事の作成から始めてみてはいかがでしょうか。
SNS運用
採用広報に限らず、現代の採用のトレンドとしてソーシャルリクルーティング(SNSを活用した採用活動)があげられます。
TwitterやFacebookなどのSNSは無料で活用することができ、プレスリリースや採用サイトに掲載するほどのものではない情報を定期的に気軽に発信できます。
もし、より多くの人に発信したいコンテンツの場合は広告出稿も可能です。
SNS運用は長期的に見て非常に有効な採用広報の手段です。
オフラインイベントの実施
採用広報の中にはオフラインで行うイベントも存在します。
CTOによるエンジニア向けの勉強会や企業の雰囲気を知りたい人向けの採用イベントなど、オンラインでの採用広報手段が発達した現代でもオフラインでのイベントは未だ有効です。
採用広報に取り組むステップは?
具体的に採用広報に取り組むステップを見ていきましょう。
採用における「4P」を考える
人が組織に共感する要素として、リンクアンドモチベーションさんが提唱する、4つの「P」の概念があるといわれています。
1. Profession=仕事・事業
組織の活動に対する魅力
2. Person=人材・風土
構成員と接する事で得られる魅力
3. Philosophy=理念・目的
組織のビジョン・目的に対する魅力
4. Privilege=特権・待遇
組織に属する事であられる特別な権益に対する魅力
採用広報を行うためには、この「4P」を整理することからはじめましょう。
「4P」を整理した後は、「4P要素をまんべんなく発信する」もよし、「会社のフェーズやそのときの採用要件に合わせて「4P」のうち最も伝えたい『P』を集中的に訴求する」もよしです。
採用したいターゲットを明確にする
「ターゲットが明確でない採用広報は失敗する」と断言できます。
特にスタートアップは採用要件の変動もプレスリリースの発信頻度も高い中で、この採用したいターゲットを明確にする行程を疎かにすると本当に伝えるべきことを適切なタイミングで伝えられません。
特に意識していただきたいのは以下の点です。
「どんな気持ちのとき、記事を見るんだろう?」
「どんな検索ワードから、記事に辿り着くんだろう?」
「誰から伝えるのが、一番心に響くんだろう?」
採用広報でとても大切なことは、採用したい人を明確にしてメッセージを送るということです。
コンテンツを制作する
「会社のどのような魅力」を「どのような人に向けて」発信するか定めたら、実際にコンテンツを制作していきましょう。
上記でご紹介した手法に取り組んでいただけたらと思います。
いつ、どのように発信するか決める
コンテンツの制作が終わり準備が整ったら、あとは公開するだけとなります。「いつ、どのように発信するか」は十分に考慮しましょう。
採用広報においては発信の仕方次第で見え方がガラッと変わってしまいます。いくらよいコンテンツを制作したとしても、誰の目にもつかず埋もれてしまうなんてこともあります。
ターゲットは、その発信をいつ(時間)何で(媒体)見るのか。よく検討して発信しましょう!
採用広報の取り組み事例
それでは当社ポテンシャライトが採用広報をサポートした事例(A社)をご紹介します。
A社は、日本最大規模のインフルエンサーネットワークを有しており、独自のAI技術により解析したインフルエンサーデータと、これまでの豊富な実績により培ったプランニングノウハウによって、インフルエンサーマーケティングに取り組むクライアントが抱える課題を解決しています。
◆採用課題
エンジニア採用を強化したいが、情報が外部にアウトプットできていないという状況でした。
◆取り組み
WantedlyとnoteでCTO執筆の技術書を内容を全公開していきました。
◆成果
過去業務委託でジョインしていたメンバーが、テック記事を見て2年越しの正社員PMとしてジョインが決定しました。
→採用広報をはじめて3ヵ月で出た実績となります。
このように採用広報に力を入れることで、求人媒体出稿などとは違った人材がいろいろな形で集まってきます。
採用広報に役立つツール
最後に、採用広報に役立つツールを紹介していきます!
Wantedly
Wantedlyは採用広報に最適な採用ツールです。20代~30代のビジネス職、エンジニアなどを中心に利用されています。
Wantedlyの特徴として、給与や待遇などの条件面を記載できないため、やりがいや環境、企業の魅力を発信して採用につなげます。
通常の求人媒体のように求人を掲載する募集ページも充実していますが、”フィード”という投稿機能があり、企業情報やインタビューなどを発信することができます。
Twitterも採用広報に最適な採用ツールです。
Twitterは日本で2番目に月間利用者が多く、この記事をご覧になっている方の中でも日常的にTwitterを利用している方は多いのではないでしょうか。
採用広報においては継続して情報発信していくことが必要不可欠です。そのため、気軽に継続的に情報発信が可能なTwitterは採用広報に向いています。
また、どれだけ投稿しても費用がかからないということも魅力の一つです。
採用パンフレット
採用パンフレットは古くから活用されてきた採用ツールのひとつです。
採用パンフレットの目的は「企業の認知を拡大する」ことと、「この企業に応募したい」と思わせることです。
内容は会社紹介をはじめ、社長・社員インタビュー、仕事や職種の紹介など、多方面での情報発信が可能です。
オフラインイベントでの採用広報と相性がよいので、開催を予定されている企業様は是非作成しておきましょう。
採用広報で企業の採用を成功に繋げましょう!
いかがでしたでしょうか。
採用広報をうまく活用していき企業の採用を成功につなげていきましょう!
とは言っても、「何から手をつけていけばいいのかわからない」なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな時は、採用コンサルティング会社を利用してみてはいかがでしょうか。
当社ポテンシャライトでは、採用がネックとなって飛躍しないベンチャー企業様などを対象に今まで140社以上の採用コンサルとして携わってきました。
- どの採用ツールを利用していくか
- 採用のリソースが足りない、人事専任者がいない
- もう少し採用の効果をあげたい
- 現在の採用状況の効果測定をし、適切な改善案を実施していきたい など
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