忘れてはならないのは「リファラル採用は1年後への種まき」だということ

いざ、「リファラル採用を始めよう!」と意気込んでも、数週間後に採用ができるわけではありません。 


リファラル採用をする際に御社がお声掛けされる方は、当然のように他社からも声がかかっています。先日ある有名ベンチャーのエンジニアとお会いしたのですが、1週間毎でリファラル会食が入っていると言っていました。社名を聞いてみると誰しも名前を知っている企業様ばかりでした。


さらに声をかけた方が転職意向が高い可能性は低く、「今は転職検討をしていないのです…」と言われてしまうことが多いでしょう。


このように、いざリファラル採用を開始してみても、最初の2〜3名とお会いした際にうまくいかないと諦めてやめてしまう方が多いのではないでしょうか。この時間は何のためなの?と思ってしまい別の仕事に取り組んでしまい、結局採用活動が進んでいない、ということも多いかなと。


僕個人的な所感にはなりますが、リファラル採用はお声掛けをして

  • 3ヶ月後
  • 半年後
  • 1年後

などに成果が出始めると思っています。  


当社の話をしましょう。


◆当社採用経路  

  • 創業メンバー(リファラル)   
  • 20代女性(リファラル)  
  • 20代女性(Twitter)  
  • 20代女性(bosyu)  
  • 新卒(リファラル)  
  • 30代女性(リファラル)  
  • 30代女性(リファラル)  
  • 20代女性(リファラル)


入社予定の方も記載していますが、上記の通りリファラル採用がほとんどです。これらの方々は初めてお会いをしたときに「すごく良いな」と感じた方ばかりです。
先ほど申し上げた通り、良いと思った方がその場で「御社にいきます」と言うことはほぼありません。ただ、その場で自分や自社の魅力の話をしていれば少なからず相手には伝わります。相手も悪い気はしません。


ただ、そういった方々は漏れなく現職で活躍をしており、転職の可能性も低いことがほとんどです。実際上記をした方も絶賛ご活躍中の方ばかりでした。


つまり、自分が採用をしたく、且つ現在転職活動している方と出会うのは奇跡的なことなのです。


では、リファラル採用を成功させるために、今取り組むべきことは何なのか?

それは、


自分が良いなと思った方に対しては、自分の話や自社の魅力の話を100%の力でする


これが最善策なのです。

そこで話をした結果、少し時間が空いてから


「すみません、御社の話を聞きたいのですが」


とご連絡をいただけることもあるでしょう。  


ですので、今取り組んでいるリファラル採用は半年後、1年後のために取り組んでいる、という意識をまず持つことが大事です。


これは仕事をする上で社内外の方々との関係構築をすることと何も変わらないですよね。今取り組んでいる施策が明日に成果が出ることはあまりないかと思います。もちろん多額のお金を使えば来週にでも成果が見えることがありますが、コツコツ実施していなかなければならない施策は半年後、1年後にジリジリと成果が出始めます。 


採用活動も同じなのです。 単発に終わるのではなく、継続的に良い方にはお声がけをして100%でプレゼンをしましょう。それが未来の御社を創るのです。 


ここを軽んじている企業様はもちろんリファラル採用はうまくいかないですし、何より採用活動自体もうまくいかないでしょう。 


では、ポテンシャライトも1年後のために今日も動いていこうかと思います。