「必須要件って何ですか?」という質問について

ベンチャー企業様を中心に採用支援させて頂いているのですが、エージェントさんに候補者様をご紹介いただくことも多いです。色々なエージェントさんとお会いして、もちろんお打ち合わせの機会を頂戴しお話をさせていただくのですが、

「必須要件って何ですか?」

ともちろん聞かれるわけです。


んー。必須要件か。ここを言語化できているアーリーベンチャー(5〜40名程度)って僕の認識だとあまり無いイメージです。ガチガチに言語化してしまっても良いのですが、おそらくスキルハードルが高い言語化になってしまうかと思うんです。

「そんなスキルが高い方、いないよ」

とエージェントさんも感じてしまうのではないかな、と。むしろエージェントさんを介しての採用活動を開始してそこまで時間が経過しておらず、

 ・どんなスキルを持った求職者が市場にいるのかがわかっていない

 ・どんなスキルを持った求職者をご紹介頂けるかがわかっていない

 ・そもそもハイスキルの求職者が自社に興味を持ってくれるかがわからない

という状況が多いです。もちろん、理想を言うと、


 ・Railsの経験が5年あって、AWSを触ったことがあってJSを用いての業務経験があって

という方からご応募をいただけたらそれはすごく嬉しいんです。ただ、そういったスキルがある方は引っ張りだこになることも理解しています。


なので、

 ◆現状の転職市場においての採用企業の立ち位置

によって必須要件のレベル感は上下させるべき、と個人的には考えています。

「いやいや、ウチはまだ小規模だしハイレイヤーの方しか受け入れられないよ」

気持ちはすごくわかるのですが、そのレイヤーに固執してしまい採用スピード(人員増スピード)が鈍化してしまうことのほうが事業的にリスクなのではないか。

などなど。


話をちょっと戻して、

「必須要件って何ですか?」

はもちろんヒアリングして頂いて良いかと思うのですが、

「御社と同じレイヤーの企業様だと、●●くらいのスキルを持った方を必須要件として敷いていることが多いですね」

と言って下さるとすごく参考になると思うんです。ここは是非抑えて頂けると嬉しいです。個人的には現状複数社の採用活動を支援させて頂いているので、必須要件のラインは引けていると思いますが、人事の方はおそらくそのラインを引きにくいのではないかと思います。

むしろ、エージェントさんからドシドシご紹介を頂いて必須要件を創っていきたい、というのも個人的には本音です。その企業が転職市場においてどの程度人気が出ていくのかは僕の仕事ですが、スキルレベルが高い方であればあるほど、企業見極めはしっかりされますしね。ボヤキみたいな内容になってしまいましたが。


Yamane Kazuki

新卒で入社した大手人材系企業にてマネージャーとして人材紹介事業に携わり、その後、IT/インターネット/ゲーム業界に特化した人材紹介会社立ち上げに参画。同社在籍時にはリクナビネクスト主催のキャリアカウンセラーランキング1位(3000名中)を獲得。2017年4月、株式会社ポテンシャライトを創業し、人材紹介事業と採用コンサルティング事業を推進している。