SIやSES業界の採用ブランディングするための8つのポイントと1つのトリッキー策


SIやWeb制作会社の採用ブランディングはWeb業界の企業様より難しいです。


なぜならば、「自社に商品」を持っていない為、お客様ありきの事業を行っているからという理由です。Webサービスを持っている企業は、そのサービスを起点にブランディングをすればある程度形になることが多いです。


では、SIやWeb制作会社は自社をどうブランディングをしていけば良いのかを書きたいと思っています。


※今回はわかりやすくSIに絞ったお話をしたいと思います。
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◆まず大前提抑えなくてはならない内容

(1)プライム率

エンドユーザー直の案件が何割あるか?ココはどの求職者も気にするポイントです。必ず記載したいですね。また、プライム率が高い企業に関しては、高い理由も記載があるとベストです。

※プライム率を聞く目的としては、プライム率が高いと、「自分達のペース」で業務ができるので、残業時間の調整ができたり、福利厚生も充実させることができます。
※注意:
プライムと一言で言っても、
・大手SIに常駐して、エンドユーザーとやり取りがある。
という場合もあるので、この場合はプライム案件ではないので注意。


(2)どんな案件があるか?

⇒案件の種類は聞いておきたい。
  ・業務系システム
  ⇒金融系システム
   ⇒銀行のシステム
    ⇒地銀システム
    ⇒都銀システム
    ⇒メガバンクシステム
   ⇒証券系システム
    ⇒生保
    ⇒損保
  ⇒業務管理
   ⇒人事管理
    ⇒採用管理
    ⇒労務管理
   ⇒経理管理
  ・Web系システム
  ・スマートフォンアプリ
  ・ソーシャルゲーム
  ・ネット系メディア(食べログ、一休など)
  また、具体的なクライアント名(取引先)も記載したいですね。


(3)残業時間

SIエンジニアは皆さん気にされています。月間残業時間を聞くにはもちろんのこと、
・残業代の支給はあるか?
・「30時間分の残業代は基本給に含む」などの場合は、超過分の残業代の支給はあるのか?
この2つは明確にしたいですね。
※残業時間が少ない場合、その理由もヒアリングできると良い。


(4)福利厚生
⇒ココもSIエンジニアは気にするポイント。具体的には、
  ・退職金
  ・財形貯蓄制度
  ・住宅手当
  ・資格手当
  ・産休、育児休暇制度
  ・有給消化率
などはヒアリングをする。
また、「離職率」も確認する。


(5)1人派遣か?チーム派遣か?

特にソフトハウスエンジニアはココを気にします。1人で派遣先に行く可能性はどれくらいか?チームで派遣されるのか?などは求人原稿にも記載したほうが良いかと思います。


(6)特定派遣案件と受託案件の比率

特に受託案件は社外常駐なのか?社内持ち帰りなのか?受託案件の比率はどの程度か?社内持ち帰りの受託案件が多いほど、エンジニアへの魅力付けはできます。


(7)今後の事業展開

a)特定派遣中心の企業
・今後も特定派遣か?受託を増やしていきたいか?ここ1年で受託案件をどの程度増やしていきたいか(割合)
・自社パッケージ、自社メディアを作る方向性はあるか?
b)受託案件中心の企業
・受託案件の比率をどの程度にしたいか?
・自社パッケージ、自社メディアを作る方向性はあるか?


(8)社長、役員の経歴

商流と、クライアント先に影響があるかと思います。


◆少しトリッキーな採用ブランディング手法

(1)プロジェクトX

これは山根のセミナーにご参加いただいた方はご存知の方も多いかもしれませんが、テレビのプロジェクトXを求人紹介に適用してみよう、という話です。


これですね。
みなさんテレビで見たことがあるかと思います。

プロジェクトXって大体構成が決まっています。
上記、縦軸を成長度合、横軸を時系列と置きます。


こんな感じになるんですよね、構成が。

そして、

大体、まずうまくいっているんです。
「●●株式会社は設立後、驚異的な成長を見せて、業界の中でも一目を置かれる存在として注目を受けていたのです、」

「しかし…」

「ここで大きな問題が発生します。突然社員が大量に退職をしてしまったのです。理由を聞くと●●だったり、●●だったり。」

「そして大きな問題は次々と発生します。大口顧客である●●物産が取引停止となってしまったのです。」

「ここで●●社長はこんな策に出ます。策を動いた結果…」

「復活を遂げます。ただまだまだうまくいっていた時と比較するとやや低いレイヤーであり、さらに飛躍をさせるために、●●の策を立てます。そして…」

「うまくいきました!」


という流れです。
ある人材コンサルタントの方に教えていただいたのですが、うまくいったりうまくいかなかったりするのが、人間が感情移入しやすいみたいです。
繰り返しになりますが、SIは自社に商材を持っていません。ですので、何か「ストーリー」を作ると良いかと思います。そのストーリーをWantedly,Greenに記載をするのは良いでしょうし、エージェントに台本としてお渡しする。

そして採用広報としてメディアに執筆をしていただく、などはやったほうが良いかと思います。


これ以外にも多数手法があるのですが、SI、SESなどの企業様はWeb業界と比較すると採用活動は困難を極めるかと思います。

色々と策を立てる必要があるかと思いますが、SI、SES系の企業様はポテンシャライトはこのあたりは得意ですので、ご依頼があれば是非ご連絡をいただければ幸いです!


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繰り返しとなりますが、ポテンシャライト代表の山根はTwitterで日々採用ノウハウをアウトプットをしておりますので、フォローいただけますと幸いです。 


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Yamane Kazuki

新卒で入社した大手人材系企業にてマネージャーとして人材紹介事業に携わり、その後、IT/インターネット/ゲーム業界に特化した人材紹介会社立ち上げに参画。同社在籍時にはリクナビネクスト主催のキャリアカウンセラーランキング1位(3000名中)を獲得。2017年4月、株式会社ポテンシャライトを創業し、人材紹介事業と採用コンサルティング事業を推進している。