「もっと採用率をあげられないか」
「採用率を明確にして欲しい」
などと、経営者や役員に言われた経験はありませんか?
採用の現場でよく耳にする採用率。
とはいえ、
「そもそも採用率って何?」
「採用率の上げ方がわからない」
という方も多いと思います。
そこでこの記事では採用成功の重要な指標である「採用率」について、採用のプロであるポテンシャライトが解説していきます!
採用率を高め、採用活動を成功に導きましょう!
採用率とは?採用成功の重要な指標
採用率とは、採用成功のために重要な指標です。
そもそも、採用率とは何を指すのでしょうか。
ズバリ、採用率とは、応募者数を採用成功人数で割ったものです。
例えば、応募者が100人で採用成功人数が10人の場合、採用率は10%になります。
ただ、候補者が応募から採用に至るまでには書類選考や面接など様々な選考フローがあります。
採用率をあげたい場合、応募〜書類選考〜一次面接〜最終面接など、各フローごとに通過率を追って改善していく必要があります。
採用率を可視化するためのコツ
採用率について、ざっくりと理解いただけたのではないでしょうか。
続いて、採用率を可視化するためのコツをご紹介します!
採用数値管理手法1:Googleスプレッドシート
採用管理のツールを使いたいけど、コストはかけられない...という方におすすめのツールはGoogleスプレッドシートです。どの候補者がどの選考フロー上にいて、次に何をすべきかひと目でわかります。
Googleスプレッドシートには無料のテンプレートがいくつも公開されており、一からつくりあげなくても利用できることが魅力です。採用管理には、「ガントチャート」というテンプレートを改変することをおすすめします。
また、Googleスプレッドシートはリンクを共有して採用担当者同士で編集できることや、Google Apps Scriptという無料のサービスを利用し、GoogleカレンダーやGoogleフォームなどと連携することも可能で、工夫次第で有料ツールを超える利便さを持ち合わせています。
採用数値管理手法2:採用管理システム(ATS)
Googleスプレッドシートをうまく使いこなせる自信がない...という方には採用管理システム(通称:ATS)を利用しましょう。
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採用率をあげるためのコツ
次に、採用率をあげるためのコツを各フェーズごとに具体的にご紹介します。
「離脱率」DOWN 音信不通を防ぐ!まずは即対応
「応募がきていたことに気づかず、折り返しの連絡の後、音信不通になってしまった...」
「面接の結果を連絡した後、音信不通になってしまった...」
など、こちらから連絡した後に連絡がつかなくなってしまったこと、ありますよね。
こうした連絡が遅いことによる候補者の離脱は、非常にもったいないですし、すぐに改善できるポイントでもあります。
まずは、「即連絡をする」こと、そして面接結果など判断に時間がかかりそうな場合は、「期限を定める」こと。
この二点を意識的に行うだけでも離脱率は大幅にDOWNさせていくことができます!
「面接キャンセル率」を下げる!ドタキャン防止策
「面接の日程を組んで連絡したけど、キャンセルされてしまった...」
なんてことはありませんか?
面接キャンセル率を下げるためには、
- 面接はできるだけ早いタイミングで確定する
- 面接当日の案内を前日までに送る
- 前日に面接リマインドメールを送信
この三点を意識するだけでも大きく改善できるでしょう!
「選考辞退率」を下げる!候補者惹きつけ術
「候補者側から選考辞退をしたい」と連絡されたことはありませんか?
せっかく興味をもって応募してくれた候補者が、「やっぱりいいや...」と思い、辞退してしまうのは非常にもったいないですし、必ず改善点があることでしょう。
- 選考時のCandidateExperienceは整っているか?
- 面接時に失礼な態度を取っていないか?
- 面接に臨むに当たりきちんと準備はできているか?
- 自社の魅力を目一杯伝えられているか?
選考辞退率を下げるためには、上記四点から見直してみましょう。
2021年頃に 日本の採用界隈でトレンドワードになるであろうCX(Candidate Experience)という概念
「内定承諾率」100%を目指す!ポイント紹介
「内定を出したはいいものの、承諾してもらえない...」とお困りの方もいらっしゃると思います。内定を出すからには、100%の承諾率を目指したいですよね。
- 最終面接の内容(候補者のニーズを聞き出す)
- オファーを出すタイミング
- オファーレターの内容
上記三点を意識するだけでも内定承諾率はあがります。
最終面接の内容を見直したい、オファーレターをどう改善していけばいいかわからないなど、お困りの方は一度お問い合わせいただければと思います。
採用後の「離職率」「定着率」も重要な指標
最後に、採用後の指標として抑えておきたい「離職率」と「定着率」について解説していきます。
離職率とは?
離職率とは「一定期間内にどれだけの社員が離職したか?」を示す率です。その一定期間とは統一された規定や基準がなく企業ごとに異なるため、社内でどれくらいの期間で計算するのか予め定めておきましょう。
この値が高いと、労働者がその仕事に定着しにくく、入れ替わっていくことが常態化していることをあらわします。
逆に、低ければ、労働者がその仕事に定着し、転職が行なわれにくくなっていることわかります。経営者や人事採用担当者は、離職率を下げる努力が求められます。
離職を防ぐためのポイント
離職を防ぐためには、人材育成の仕組みと定着の仕組みが整っていることが必須です。
人材育成のためには、
- 研修制度を整える
- 向上心のある人を採用する
定着させるためには、
- 評価制度・待遇を明確にする
- 働きやすい環境をつくる
- 仕事の任せ方を工夫する
このようなポイントがあげられます。
詳しくは以下の記事で解説しています。
採用率をあげて、人材採用を成功に導きましょう!
いかがでしたでしょうか。重要ポイントを抑えていき、採用率をあげて人材採用を成功に導きましょう!
とはいえ、様々な採用管理ツールがあったり、複数の求人を行わなければならないなどで、何から手をつけていいかわからない...なんて採用担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
採用活動を見直したいと思った今このタイミングこそ、採用コンサルを活用してアドバイスをもらいながら進めていくことがおすすめです!
当社ポテンシャライトでは、採用がネックとなって飛躍しないベンチャー企業様などを対象に今まで160社以上の採用コンサルとして携わってきた実績を元に、適切な採用ソリューションをご提案します。
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